高音を出すためのボイストレーニング

友だち追加数

高音で歌うと疲れるのはなぜ

呼吸の調整方法

声を出すためには息が必要です。肺に多くの息を取り入れるために正しい呼吸法をマスターすることで多くの息を取り込むことによりより高い声を出すことや多くの声量を出すことにも有効的な呼吸法です。自分の吐く呼吸を自由自在にコントロール出来ることが高い声を出したり小江市鵜tの改善をする事にもつながってきます。そこで、腹式呼吸や完全呼吸で声を出せるように呼吸の調整方法についてトレーニングしてみます。
また腹式呼吸や完全呼吸は歌うことだけではなく、メンタル的な効能(気持ちを落ち着かせたり)もあります。
腹式呼吸のイメージを聞かれると、お腹に息が入ったような感じをイメージや、難しそうに感じられる方が多いですが、実は日常茶飯事に行っています。例えば、鼻を咬む時や咳払いをする時は腹式呼吸なんですよ。これは強い空気で吐き出そうと無意識で行うために腹式呼吸で行っています。

▶ 複式呼吸

息を「ツゥー」という音を出しながら完全に吐き切ります。そして吐き切った状態で2秒間止めます、キープします。この時お腹は硬くなります。お腹の力を緩めて鼻から息を吸ってお腹が膨らむように息を吸います。吐く時には「ツゥー」っと(自分の体を風船に見立てて)吐き出しましょう。お腹は吸う時には膨らみ、吐く時にへこみます)力を入れずに息を吸う時に肩が上がったり肩が動いたりしないように行うことがポイントです。寝転がってリラックスした状態でもトレーニングできます。
お腹に手を置きながら行うとより分かりやすくトレーニングすることができます。
慣れてきたら、4カウントで吸って4回に分けて「ツゥー!ツゥー!ツゥー!ツゥー!」と強く吐き出しましょう。

たくさん吸って少しづつ使うことで強い空気圧を維持することができ、高い音や強い音が出すことにとても役立ちます。手を脇腹(肋骨の下)にてを当てて息を吸ってみます。すると背中の筋肉が広がります。この筋肉の伸縮が息を沢山吸う際に役立つ筋肉です。歩きながらでもトレーニング出来てしまいます。

寝転がりながらの腹式呼吸の練習は、床の上に仰向けに寝転びます。足はまっすぐにして、腕は自然に横に。1,2で吸って1,2,3,4,5,6,7,8でゆっくり息を吐きます。吐く時は先程と同様に「ツゥー」っと音を出しながら吐きましょう。同じくお腹に手を置きながら行うと有効的です。

▶ 完全呼吸

まずはゆっくり息を完全に吐き出します。吐き切った時にお腹はへこみます。へこんんだお腹を元に戻すと同時に息を吸っていきます。この時お腹に息を溜め込み、続いて胸、そして肩の辺りまで息を吸ったら少しアゴを引く感じで息を止めます。そしてまたゆっくりと吐き出します。これを繰り返します。

ページのトップへ