喉で歌ってしまっていたり、力が入りすぎてしまっていることが多くあげられます。ではどうすれば良いのか…? 逆に高い声が出るメカニズムを見てみましょう。 ①声帯の長さ ②声帯の厚さ ③声帯の伸縮 の3つです。
コレをわかりやすく同じ音の出る楽器のギターで解説すると、声帯は震わせることにより音が生まれます。同様にギターの弦も震わせることによって音が出ます。声帯と弦はイコールとなります。弦は短い程高い音が出ます。1弦と6弦では1元の方が短いので高い音が出ます。またウクレレのようにギターよりも弦が短い楽器はギターよりも高い音が出ます。ということは声帯も短い程高い声が出るのです。
ギターで言うところの弦の太さや細さにあたります。例えばギターよりもベースの方が弦が太いので低い音が出ます。またはギター自身も太い6弦よりも1弦の法が細いので高い音が出ます。声帯も薄い方が高い声が出るのです。声帯は主に体の大きさに比例することが大半です。セガ高い人ほど声帯が長くて太く声が低い傾向にあります。逆に背が低い人ほど声帯が短く薄いので高い声の人が多い傾向にあります。
ギターの弦をベッグで巻いて引っ張るとドンドン高い音になります。別のもので例えると、輪ゴムをそのままはじいた場合とピンと張った状態ではじいた場合に出る音を想像してみてください。ピンと張ったときには高い音が出ますよね。 高いこえが出るメカニズムはこの声帯の伸縮がポイントになってくるのです。
絶対に気をつけなければならないことは力まないことです。喉や声帯に力を入れずに声を出すことです。特に上半身に力が入らないように意識します。肩を回したり上下させたり首を回したりリラックスしましょう。 まずは地声で頭部の方から響かせるイメージで声を出します。この時にもちろん口を開けますが、口角を上げるように開きます。自然と表情は笑顔になります。そしてだんだんと音程をゆっくり上げていきましょう。そして限界の高い音まで上がってきたら今度はゆっくりと下げていきましょう。この時低い音は胸に響かせるように声をファします。一番低い所まで来たらまた上げていきます。何度か繰り返した後、一番高い音と低い音を交互にテンポよく出します。