コーラスが上手くなる方法

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コーラスについて

コーラスが出来ない原因とトレーニング法

音感のトレーニングをご紹介する前に、まずは「絶対音感」と「相対音感」についておさらいしておきましょう。まずは、絶対音感についてですが、これは、ある音を聞いた時に瞬時にその音が何の音かがわかることを絶対音感といいます。逆に、相対音感は単音(一つの音)だけでは判断せずに、他の音(二音以上)を聞いてその音より低い・高いという基準での判断を相対音感といいます。一般的に、絶対音感を持っている方は少なく、プロの作曲家や演奏者であっても絶対音感がない場合が多いそうです。たいていの人が相対音感でその音を判断します。

▶ 音感を鍛えるには

歌を歌っていると、もちろんメインで歌うのも楽しくて格好いいのですが、コーラスで格好よくはもれるというのもテクニックとしてもっておけば歌の幅が広がります。誰かとセッションすることになったときや、大人数で歌う時には持っておいて損はないテクニックです。

まずは、コーラスに挑戦しようとしたときに陥りやすい原因・問題を挙げます。

  1. メインボーカルにつられてしまい、上手く音をずらせない。
  2. 出だしの音がわからなくなり、音がはずれた状態で歌い続けてしまう。
  3. 原曲をきいて、コーラスの部分を真似しようしても、なかなか真似ができない。

悩みはそれぞれかと思います。それでは、どのようにしてコーラスを練習すれば良いのでしょうか。コーラスの練習をする際には、ただ単に真似をするだけではなかなか音がとれず上達しません。ですので、しっかり練習をするのであれば、ピアノやギターを用いて練習するといいです。

  1. メインの音があり、その半音下げたものを演奏してそれに合わせて歌います。
  2. 慣れてきたら、原曲で演奏してコーラス部分を歌います。
  3. 最後にメインのボーカルが入った状態で、演奏しながら歌ってみてください。

コーラスは、楽器を弾かないのと弾くのでは、少し感覚が変わります。演奏しながらコーラスを入れようとすると、自分が弾いている主旋律が耳に入ってきてしまい、つられてしまうこともあります。一般的に、後者の方が難しいと言われています。
コーラスを身につけたい場合で、楽器が弾けない場合は、ボイストレーニングの教室に通うことをお勧めします。ボイストレーナーに音を取ってもらいながら歌うことで、上達も早いですし、メソッドやコツを学ぶことができます。

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