音感を鍛えるトレーニング

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音感を鍛える

絶対音感と相対音感

音感のトレーニングをご紹介する前に、まずは「絶対音感」と「相対音感」についておさらいしておきましょう。まずは、絶対音感についてですが、これは、ある音を聞いた時に瞬時にその音が何の音かがわかることを絶対音感といいます。逆に、相対音感は単音(一つの音)だけでは判断せずに、他の音(二音以上)を聞いてその音より低い・高いという基準での判断を相対音感といいます。一般的に、絶対音感を持っている方は少なく、プロの作曲家や演奏者であっても絶対音感がない場合が多いそうです。たいていの人が相対音感でその音を判断します。

▶ 音感を鍛えるには

音感を鍛える際には、ギターやピアノなどの楽器があると便利です。ひたすら単音のドから1オクターブ上のドを出しながら、それに合わせて声を出します。これをすることで、「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」が、どんな音なのかが、相対的わかってきます。また、ある程度慣れてきたら、適当に単音をひいて、そのランダムででた単音を発生してみてください。

他の方法としては、「ドレミ唱」というものがあります。簡単な曲でいいので、それを声にだして「ドレミ」で歌います。たとえば、チューリップの歌であれば「ドレミードレミーファミレドレミレー」というような形で歌ってみてください。

その他にも和音感覚を鍛えるトレーニングとして、複数のコーラスや楽器がまざっている音源を聞き、それぞれの楽器や声を真似して出してみる。そして上達したら、和音をとって歌ってみてください。

などなど、音感を鍛えるトレーニングは多くあります。これから、作曲をしたい、コーラスをやりたいなど考えている方は、音感を鍛えるとよいでしょう。また、楽器も耳コピなどもできるようになり、メリットや使い道は沢山あります。

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