ボイストレーニング | 歌が上手くなる方法・ビブラート | 東京のボイトレ7

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第三回 「ビブラートの秘密」

    更なるスキルアップを目指して、ビブラートに挑戦してみませんか。ボイス教授の解説を聞いて、是非、ビブラート習得にお役立てください。

  • 第1章 「ビブラートは音程と音量が揺れる」
    ビブラートについて、詳しく解説しております。
  • 第2章 「ビブラート編 音量を揺らす」
    ビブラートで音量を揺らすとは?ビブラートを習得するこつを解説しております。

ボイストレーニング 歌が上手くなる方法 ビブラート

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「ワシの名前はヴォイス教授。ボイストレーニング予備校の校長じゃ。日夜声について悩んでいる人々を救っておる。。。」

「ボイス教授!ちょっとお聞きしたいことがあって。。。」

「どうしたんじゃシンジ君、元気がないじゃないか!?」

「ボイス教授の教えもあって、少しづつ歌うことは上手くはなってると思うんです。この間、隣のクラスの浩二と一緒にカラオケに行ったんです。そしたら浩二のやつ、メチャクチャ歌が上手くて。。。たまたま恭子ちゃんも一緒にいたんですが恭子ちゃん"浩二君のビブラート素敵!!" なんて目がハートマークになっちゃって...どうしましょうボイス教授!! このままだと恭子ちゃんを浩二に取られちゃいます!」

「まあまあ落ち着きたまえシンジ君。それに取られると言っても恭子ちゃんはまだシンジ君、お前さんと付き合っているわけでもないじゃろうに。ま、それはさておきどうしたいというんじゃ?」

「僕も浩二みたいにビブラートを使えるようになりたいんです!」

「シンジ君そもそもビブラートの意味をわかっておるのかね?」

「そ、それは。。。すいません恭子ちゃんのことに気を取られていて興奮しすぎていました。ビブラートってなんなんでしょう?」

「よし! まずはそこから説明していこう。」

ボイストレーニング 歌が上手くなる方法 ビブラート

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「ビブラートは英語で書くと”viberato”読み方はヴァイブラートというんじゃ。携帯のヴァイブ機能を知っておるじゃろう?つまり震えるとか揺れるという意味なんじゃ。」

「なるほど声が揺れること。声が震えるようなことをビブラートというんですね。」

「そうじゃそしてその"揺れ"は二つに分類されるんじゃ。一つは音程の揺れ。もう一つは音量の揺れじゃ。つまり一定のスピードで音程が高くなったら低くなったりすることが一つ。一定のスピードで音量が大きくなったり小さくなったりすることが二つめなんじゃ。」

「ただ震えてるんじゃないんですね。」

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「そうこの一定のスピードで規則的に、というのが大きなポイントじゃ。具体的に言うとビブラートは曲のテンポに合わせないといかんのじゃ。」

「どういうことです?」

「音楽は突き詰めていくと音波の波動の流れということになる。つまり人は音を聞く時に音を波として感じている。波には一定のリズムがあるから。そこにもしビブラートで関係ないリズムが入ってきた場合とても不快に感じるんじゃ。」

「つまり下手にきこえると?」

「そうじゃ誰とは言わんが、、、TVなどで歌を聞いていてちょっと気持ち悪いなと感じることがあったら、それはビブラートの周期が曲にあっていないか波の周期が一定ではないことが多いんじゃ。」

「なるほどなぁ。音程の揺れと、音量の揺れを詳しく教えてください。」

「フムよかろう。音程の揺れじゃがこのようにやってみよう!鍵盤でファ、ミ、ファ、ミ、ファ、ミと声を出しながらだんだん早くしていくんじゃ。そうするとアアアアアアアアー。」【聞いてみよう♫】

「本当だ!ビブラートだ!」

「そうここでもう一つポイントじゃがこのファ、ミ、ファ、ミ、ファ、ミと音程を揺らすビブラートの場合実際にはファとミどちらの音に聞こえる?」

「えっ?ファとミを出してるからどちらにも聞こえるんじゃぁ?」

「果たしてそうかな聞いてごらんアアアアアアアー」

「アッ、ファの音に聞こえる!」

「そうじゃろう?音程を揺らすビブラートは「低い音が混じる」と言い換えることも出来るんじゃ。真っ直ぐストレートに出すとずっとファの音をキープしないといけないがビブラートだと低いミの音も混ぜることが出来る。しかも人にはファの音に聞こえているから、言葉は悪いがちょっと楽が出来るんじゃ。」

「スゴイ!面白いですね!」

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