そもそもビブラートとは、音を揺らす・振動させることでおこります。 そして次の種類にビブラートは分けられます。ひとつは音程の揺れ、もうひとつは音量の揺れです。一定のスピードで音程が高くなったり低くなったりすることで音に揺れが生じてビブラートとなっったり、一定のスピードで音量を大きくしたり小さくしたりすることで音に揺れが生じてビブラートとなる2つがあります。またこれら2つを組み合わせた方法もあります。
音程を揺らすビブラートのボイストレーニングは「あー!」と声を出し続けている状態から半音上げるか下げるかして徐々に周期を短くしていきます。音量を揺らすビブラートのボイストレーニングは音量を横隔膜の上下運動、あごの微妙な揺らし、喉ぼとけの上下動などでコントロールします。揺らす周期を徐々に短くしていきます。