歌で感情を表現する

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歌の表現力

聴き手に伝わる表現力

CD越しで音楽を聴いていると、それぞれの音楽で様々なイメージが膨らんでくると思います。春夏秋冬、恋、前向き、元気、寂しさ、切なさ、様々想いが歌にはこめられています。歌の中でそれを表現しようと思うと、メロディ、強弱、声質などいくつもの要素でそれを伝わるように歌います。特に、抑揚(強弱・メリハリ)をつけて歌うと、歌の雰囲気や盛り上がりなど様々な表現をできます。しかし表現する時にはそれだけでは表現しきれない部分もあります。どのようにすれば、歌のイメージが伝わるのでしょうか。ただ”聞く”だけでもそれが伝わってくるのはやはり歌声だけではなく、体の動き、表情でもその歌に合わせて表現をしているからです。
レコーディングの風景をテレビで見たことがあると思いますが、ただ何の表情もつけず、体も動かさずに歌っている風景はあまりみないと思います。どんなアーティストでも顔の表情、手の動きなどで、CDで曲を聴くだけでは見えない部分も使って歌を歌っています。聴き手に歌の想いを伝えるには、ただ歌が上手いというだけではなく、体全体で表現することが重要になります。
表現力を磨く方法は様々あります。映画やドラマをみる、人と話す、本を読むなどして、様々な感情に触れて、実際にそのときに感じたことを人に伝えると良いでしょう。そういった気持ちを、歌う時にも素直に表現できれば意識せず、自然に表現ができるようになります。
ボイトレ7では、施設の中に大きな鏡がありますので、歌いながら動きを確認できます。ボイストレーニングをしながら、実際に自分の表情や体の動きをみれるとステージに立ったときの自分をイメージできてとても良い練習になります。ボイストレーニング教室に通うのであれば、大きな鏡があるところをお勧めします。

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