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#007

良い声を出して歌うためのストレッチ

歌を上手に歌いたいときこそ体の緊張をほぐす

歌っていると喉が枯れてきたり、喉が苦しくなったりといったことがある時。歌う前の準備はしっかりとできていますか?スポーツでは走る前などには皆さん準備体操はある程度するものですが、歌を歌う前には多くの方がこの準備体操を行わないことがほとんどです。カラオケで歌う前でもストレッチをしておくだけで、歌い終わった後の喉や歌っている最中の喉に差が出てきます。まずは肩や首周りなどの緊張をほぐしてあげてから歌うようにすると、もっと楽しく上手に歌うことが出来るはずです。

 

肩と首周りのストレッチ

写真のように前屈や一般的なストレッチももちろん行いましょう。自分が知っているものはどれを行ってもマイナスになることは余程のことがない限りは大丈夫でしょう。特に首や肩の周りのストレッチは歌うに当たってはとても大切になります。この辺りの筋肉の緊張をほぐしておくことで、自由な音色の声を出すことにつながってきます。

①肩甲骨近辺のストレッチ:腕を肩の高さにあげ肘を曲げます。(ちょうどV字の様に)息を吐きながら背中方向に肘を押し出します。この時に「フッフッ!」と一緒に息を吐きます。20回程度行います。ストレッチでもあり肩首のトレーニングにもなります。これで肩甲骨近辺の筋肉をほぐすことが出来ます。定期的に行うことで肩こりなども軽減することが出来ます。

②肩・首のストレッチ:手を前方に投げ出します。両手を前方で伸ばした状態で軽く握ります。目線を上方を見るように頭を後ろに反らせます。この時首を後ろに倒すのではなく、頭の重みで後方に引っ張っていくイメージです。同時に前で組んでいる両腕を前に引っ張っていきます。腕は前方、頭は後方に引っ張っていくことで、首と肩近辺の筋肉のストレッチとなります。普段伸ばせない部分が伸ばすことが出来ます。ポイントはなるべく力を抜いて、脱力の状態で前方と後方にそれぞれ引っ張っていくイメージです。

 

自由に音程を操る

首を柔らかくしておくことで音程の調整をし易くすることにつながります。もちろんストレッチをしているだけで高い声を出すことが出来たり低い声を出すことが出来る訳ではありません。普段から体を柔らかくしておくことで柔軟な音色の声を操ることにつながっていきます。

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