東京のボイストレーニング教室 東京のボイトレ7

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#006

ロングトーンでの意識

ロングトーンの出し方をお話しする前に…

THRILLER Live in JAPAN スリラーライブ 日本公演が2014年4月25日に開幕しましたね。初日から観に行ってきたという生徒さんの声をチラホラ聞き、羨ましいと思ってみたりします。KING OF POPのショーステージはやはりとても魅了してくれるみたいです。ボーカルスクール内でもあんなふうに歌って踊れたらといった声も多数耳にします。そして、マイケルの意思を引き継ぎ表現していく人々がいるということはとても素晴らしい事だと思います。

 

ロングトーンって?

カラオケなどではサビの部分などをロングトーンが出せるとかっこいい等といった事で出来るようにや、練習をされる方も多い様です。出来るようになると実はそれだけではないんです。ロングトーンが出来ることによって音程や声量までもが安定し歌全体が安定してしっかりと歌えるようにもなってきます。もちろんただ長く声が出せれば、息が続けば良いという事でもありません。ボイストレーニングの中では呼吸の練習に通ずる部分でもあります。

 

ロングトーンの練習方法

原因としては息が漏れてしまっているパターンと、息が苦しくなってしまう2つに大きく分かれます。前者の場合は「Z」の発音で「ずぅ…..」と。もしくは「あ・あ・あ・あー」とスタッカートを打つようなイメージで息を吐きます。は息を全て出し切るということです。息を全て吐き出してから息を吸います。後者の苦しくなってしまう場合は、「ふぅ〜」っとため息を吐くようなイメージで行います。1点に集中して吐き出すイメージです。この時鏡などがあれば見ながら行うとより効果的です。もちろん地声でも裏声でもどちらから行ってもよいでしょう。しっかりとお腹から声を出す事にも注意してみて下さい。同時に呼吸のトレーニングにもつながります。「あれ!? こんなに長く声が続くんだ!!」とビックリする程の変化が楽しめますよ!

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