ボイストレーニングの際の舌の調節

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舌を調節する

舌を鍛えるメリット

私が最初に指摘された課題は、舌が動いていないことと、歌う時のポジションがおかしいということでした。普段話すときの癖でもあるのですが、舌をほとんど動かさず、もごもごと話す癖があるため、舌が上手く動かせていないということでした。また、歌う時の舌のがポジションが、高い声をだそうとすればするほど、後ろの方に引っ込んでしまい、上手く発生できていないとのことでした。

皆さんの舌の位置はいかがでしょうか。普段から意識してハキハキ話す人はあまり多くないと思います。特に友達と話す時には、そんな意識はしないと思います。ボイスとレーニングでは、普段あまり動かしていない舌を動かします。

舌を鍛えるトレーニング

  1. 歌う時に意識して舌を引っ込めないようにする。これをするだけでも、声がかわるような感覚がありす。舌を後ろに引っ込めてしまう癖を直すことができ、更に舌を前の方で(舌の歯の前歯についているような状態)止めておくという舌の筋肉を養うことができます。2週間から3週間くらい意識していると、舌のポジションが安定して、もごもごした詰まったような歌声が改善されてきました。(個人差はあるかと思いますが・・・)
  2. 「らが・らが」「やが・やが」「や・や」で舌を動かすボイストレーニング。それぞれの発生を30回ずつ行ってみてください。ここで特に重要なのは、舌を鍛えるトレーニングであることを意識することです。なので、あごは動かさずに固定して、舌だけで「らが・らが」「やが・やが」「や・や」を発音することが重要になります。私も最初は動いてしまっていたので、最初のうちは手であごを押さえつけて舌を動かすように意識することをおすすめします。それで、慣れてきたら、手を外して発生してみてください。かなりキツいと思います。私は最初は20回くらい連続で行うと舌が回らなくなって、上手く発音できなくなりました。これを毎日、歯磨きの前やお風呂に入りながらやっていると少しずつ舌が鍛えられてきます。私は、かなり意識して行って1ヶ月くらいで良くなったような感じでした。(個人差はあると思います。)
  3. エア卓球!舌をならしてみてください。(舌打ちじゃないですよ)文章ではなかなか表現しづらいのですが、舌を「ぽんぽん」と慣らす感じです。「ア」「オ」を発音(口の形を「ア」「オ」にする)して、1分続けてみてください。1秒に一回「ぽん」と鳴らす感じです。自分が初めてやった時は、30秒ともたずに舌がまわらなくなりました。これも、意識して毎日やって(自分の場合は1分3セット)3週間くらいで、楽に1分もつようになりました。

ボイストレーニングを早速実践する

上記のボイストレーニングはとても地味ですが、とても重要です。また、普段使わない舌の筋肉を使うので、結構疲れますが、慣れてくると楽にできるようになります。成長している実感がとくに早く感じられたので、皆様も是非試してみてください。まずは毎日続けること。また、自宅でも気軽にできるので、続け易いです。

ボイトレ予備校で学ぶ

舌に関することは、ボイス教授のボイトレ予備校でも解説されています。こちらも是非チェックしてみてください。また、もっと上達したいと思われた方は是非、「東京のボイトレ7」の無料体験レッスンを受けてみてください。モチベーションが上がって、もっと成長が実感できて、楽しくなると思います。

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